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もう、安彦良和ファンだったら言わずもがなの作品、当然僕も大好きな作品
巨神ゴーグ
安彦良和が原作、監督、レイアウト、キャラクターデザイン、メイン・メカデザイン、作画監督を努めたというもはやワンマンアーミー状態
若い人にはわからないかもしれませんが、この作品出来はいいんですがいろいろありまして再放送は愚か、DVDもない状態が長く続いてファンからは幻の作品と言われていたんですよね
それが今、なんと今ならアマゾンプライムで見ることが出来ます
見たことがない人は配信が終わる前に是非見ることをおすすめします
後一月、2018/7いっぱいでamazonの配信終了、Dアニメストアの方は既に配信終了しています
いろいろあってレンタルビデオすらありません(たぶん)
配信が終われば途端に見る機会が激減します、ぜひ今のうちに(≧▽≦)
この時代のアニメ作品はスポンサーと制作側とスポンサーがもめていることが多く
途中で打ち切りになることがのほうが多いぐらいの難しい時代
このゴーグも、もめたんですけど逆にそれがいい方に作用して全話書き終わってから放送することに♬
だから中途半端に日程を圧縮されることもなく、不用意な絵の使い回しとか、デッサンの乱れとかそういう物が少なく当時としてはかなり理想的な状態で世に出せたわけです
さて作品ですが、1980年台の作品、流石に作画に時代を感じるところが多々あります
そして、今どきのアニメに比べれば展開がぬるい途中でもたもた感があります
26話の作品ですが12話でもいけた内容です
まあ、この時代の話の構成は今のと違いかなりゆっくりしたものなので仕方ないですね
それと今見返すと、ヒロインのドリスの声がイマイチなんですよね
でもね、イマイチのところはそれぐらい
緻密な作画、よく練られたストーリーに加え、メカ設定、サブキャラの魅力などなど、時代を超えた面白さにあふれる作品だと思います
細かく行くと、まず作画
主役の田神 悠宇は半ズボンなんですよね、しびれます!
だって生足ってデッサンのごまかしが効かない、作画監督のこだわりを感じますね
そして今どきのアニメに比べると抜群に作画の振れ幅が大きくて見ていて飽きない
こんな感じ、一人ひとりに抜かりなしバラエティに飛んでいますよねぇ
今のアニメ、メインキャラには力入っているけど、三下は似たような人が出てきてよくわからなくなるということもありますが、ゴーグに関してはゼロ
さすが安彦良和といったところ
そしてストーリー
僕なりに一言で言うと忠犬ハチ公的なロボットアニメ
ここだけの話、ゴーグ吠えます、うわおんwwwみたいな
サラッと書くと、主人公が謎の古代文明を狙った組織と戦う中でこれまた謎の意志を持ったロボットと交流するみたいな
あんまり書くとネタバレするのでこれぐらいで(笑
系統としては鉄人28号的な感じです
ただ自立して動くロボットで未知のテクノロジーで出来ているというのは探したんですけど案外無いんですよね
遺跡から掘り出して使う道具的なものは定番なんですけど、意思を持って動く的なものは案外少ないんですよね
まあ、ロボットが意思を持つとそこは搭乗者とのコミュニケーションを描かないと意味がないから当然ストーリーの中核に食い込んでくる
半端にそういう演出をぶっこんでも意味がないから仕方ありませんかねぇ
まあ、そういう意味で異色、展開緩いかもしれませんがぜひ最後まで見てもらいたい一本です
最後に安彦良和のイラスト、いやあ愛があるな(〃∇〃)