人生のカンニング

オイラは自己啓発本ってのが嫌い

ビジネス本はいいよ、ツールだから

でもね、啓発本って生き方の類じゃん

てめーの人生、人に教えてもらってどうする？

ってのがあるんだよね、オイラ的には

ビジネスは結果が命、人生は過程が大事

と思うんだよね、そう真逆ね

本来、ビジネスは過程なんてどうでもいい答えだけわかればいい

だから本、大いに結構

でも、生き方は過程そのものだと思うので生き方を教わろうとしている時点でだめだと思う

人生にカンニングはいらない

西遊記で、天竺ついたらお経が白紙だったとかあったけど

まさにそう

西遊記は旅を通じて学ぶことが重要だと教えている

他人から教えてもらう、つまりお経をいただくってのは

意味がない、だから白紙

今頃になって小学生で聞いた話が重たく感じる

当時から言わんとすることはわかっていたつもりだけど、歳を経る毎に受け取り方も変わるんだよね

重要なことは石ころみたいに転がっているけど、

簡単に手に入るもんじゃないんだよな

一冊の本で、生き方が変わりましたとか

今日気づきがありましたとか

しょっちゅう書いている人見ると

もやもやしちゃう

教えてもらった生きる知恵と自分が使える生きる智慧って違うんだな

ちょっと教えてもらっただけで、なるほどなんて薄っぺらすぎる

意味を解釈して役に立つまでには、それなりに、それこそ何年も時間がかかるんだよね

西遊記でさえそう

人生のカンニングしてないですか？