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「持ち家vs賃貸」で賃貸派の人が一番見誤っている大事なこと、ってホント?

「持ち家vs賃貸」で賃貸派の人が一番見誤っている大事なこと


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54829

持ち家がよいのか、賃貸がよいのか、答えは物件ごとに決まるものであり、一律には判断できないという意味で、論争は終焉したと筆者は結論付けたが、この話にはひとつだけ例外がある。

それはインフレの進行である。

って記事を見つけました

要するに、日本は長い間デフレだっだのでみんな忘れているけど

経済というものはインフレを起こすものなので、長い目で見れば不動産の借金というものは有効であるという見方もできる

ってことなんだろうと思います

まあ、僕は不定的です、ってかはっきり言って間違いだと思います


長い目で見ればインフレを起こすということは正しいか正しくないかわからないです(ただし長期的にデフレだと国は持続できない仕組みにはなっているんですけど...)

そこは議論から外して、不動産がインフレヘッジになるかという点

そこでインフレヘッジについて猿でもわかるように(笑)簡単に解説(わかりやすく書いているので正確ではないのはご愛嬌)


インフレヘッジというのは、なにか?

インフレ下ではお金の価値が目減りするので、お金の価値が目減りすると相対的に価値が上がるものを買っておくと資産の現象をある程度食い止めることができる

これがインフレヘッジ

代表的なものは金

お金の価値が下がっても金の価値は一定なので相対的に資産は保全されるってことね

これは古典的な手法だけど今でも有効だろうと思います

ちなみに、ヘッジというのはトータル的に損失を防ぐという意味なので、全ての資産を金に変えることはヘッジとは言いません

例えば、資産の20%を金にかえて備えるとかそういうお話なのでお間違えなく

さて金の他にヘッジできるものはないかといえば、いろいろあって外貨とかもそう

他には株式も

なぜ株を持っているとインフレ・ヘッジできるか?理由を説明するには面倒ですけどさらっと書くと、

例えばトヨタの株を持っている人がインフレにあう場合

インフレになると、お金の価値が下がるけど下がった分だけ車の価格は上がっちゃう

するとトヨタの見かけ上の売上は上がるので株価も上がるというわけ

まあインフレになると株価はほぼほぼ上がります

今、株価が上がっているのはデフレ脱却しつつあるから

2012年から見ると2018年の現在、株価は6年で2倍以上になっています

上がり過ぎでほんとにヘッジになっているか微妙かもしれませんがこれも一応有効


では、不動産投資はどうかというと、これはあまり良くないですね

株価のようにインフレになると家賃が上がるか?そうではありません

賃貸契約では借り主の権利があるため、引っ越さないと賃料は上がらないから

だから上がるにしてもかなり遅効性があるし持ち家の価値が上がるかといえば土地の評価が上がらないといけません

実際土地の値段が株価と同じように上がっていいるかというと....2012から倍にはなっていませんよね?

極端な例ですが、賃料はそう急には変わらないということは間違いないと思います

ただし、「持ち家vs賃貸」の話は不動産投資ではなくあくまで持ち家

借金して家を買った方がインフレヘッジになるか、そうでないかですね

ここまで書くとわかるともうんですけど

日本はマイナス金利政策、今銀行に預けても金利つきません

でも銀行に預けるだけで預金が目減りするかというと,,,,実際は少し目減りはしていますが目立った感じでは減りませんよね?

もしそうなれば銀行からお金がなくなり倒産する銀行が増える

世の中は真綿で首を絞めるようにじわじわ変わっていきます

おそらく先に動くのはインフレの方

それに先行して動くのは株価、株価は経済の先行指標って言われています

だいたい実経済の半年先、だから思惑で上下するわけ

対して不動産はかなり遅行します

だから、一番遅行する不動産でヘッジするのは得策ではないわけです

ヘッジするならインフレに先行して動く、金とか株のほうが有効だと思います

というわけで、ここで紹介している記事は誤りだと思うわけです

あくまでも個人的見解ですのであしからず

参考までに(≧▽≦)/