殿、利息でござる！～最もタイトルで損をしている映画

アマゾンプライムで視聴

はっきり言おう

この映画面白い

タイトルとパッケージ見ただけで敬遠していたんだけど、見てびっくり

阿部サダヲ主演で、頭に寛永通宝の束を載せたパッケージ

そりゃコメディだと思うでしょ

確かにコメディタッチではあるけれどコメディはちょっとした後口程度

ハートフルコメディな映画

まあ、若干重たい話ではあるのでそういうところを軽くする感じのコメディタッチ

阿部サダヲは舞妓Haaaan!!!のイメージが強すぎておちゃらけた感じがあるけど

どっこい、おちゃらけ感ゼロ

この映画では封印、宿場町・吉岡宿を救わんとする穀田屋主人を好演

もう一人の主役、最近はロトセブンの印象が強すぎる妻夫木聡がまた話の最大のキーマンでいい味出している

僕は、はじめなんの情報も入れずに見始めたので物語が後半に入る前にストーリー構成から

あ？これ実話でしょ？って気づいたんだけど、それがむしろ良かったかも

泣ける話なんだけど、更に倍増

って言うか、実話とわからないと面白くないと思う

（追記:再度冒頭見返したらしっかり実話って書いてありました、冒頭の数秒間を見飛ばしたようです(笑)冒頭の20秒間がかなりの伏線になっていたようで迂闊にも見逃していました、お気をつけを(笑)）

できすぎなんだよね、まあそのあたり自分の心が荒んでいるのかあるいは大切な何かを忘れているのか？

ネタバレになるので書かないけど

ホント人間捨てたもんじゃないと改めて気付かされる良作

この実話に関して、その経緯を書いた文章があった

映画に関するネタバレはないんだけど、これまた泣かせる実話

ひょっとしたら映画を見たあと読んだほうがいいかも

歴史学者が涙した実話 (http://bunshun.jp/articles/-/171)

とにかく、とってもいい映画

見たあとの爽快感と心温まる後味は映画っていいなとホンワカさせる

瑛太、松田龍平、草笛光子、山崎努、竹内結子などなど、羽生結弦まで(笑)豪華キャストも見どころの一つ

そうそう、ナレーションはなんとあの俳優、さすが実力派きけば誰でもわかるね

耳をくすぐる感じの良いお声、いい味出しています(*´ω｀*)

でもね、唯一文句つけるとすると

パッケージとタイトルがね

もうね、沢山の日本人に見てもらいたい映画なんだけど

パッケージとタイトルがね

ふざけすぎ

だって原作は「無私の日本人」(の一部)ですよ、

無私と利息？違いすぎますから

時代劇ファンなのでだいぶん前からamazonで見つけていたのだけど

パッケージとタイトルで見ていなかったんですよね

大変もったいない映画です

アマゾンプライムで今なら無料で見れます

無料なうちに是非見てください(*´ω｀*)